コンロの五徳と天板の掃除方法|ガラストップ・ホーロー・IHで道具が違う

おそうじハウス札幌

 

コンロの五徳と天板の掃除方法を知りたい方に向けて、焦げつきや油汚れの落とし方を素材別に解説します。天板がガラストップか、ホーローか、ステンレスか、IHのトッププレートかによって、使ってよい道具や洗剤はメーカーごとに違います。本記事では、札幌のハウスクリーニング専門店・おそうじハウス札幌が、リンナイ・ノーリツ・パロマ・日立・三菱電機・パナソニックなどのお手入れ情報をもとに、傷めずに汚れを落とす手順と、事故を防ぐための注意点をまとめてご紹介します。

掃除の前に確かめたい2つのこと

コンロの掃除で失敗しやすいのは、「焦げつきだから強くこする」「油汚れだから強い洗剤を使う」と、素材を確かめずに進めてしまうことです。始める前に、次の2つを確認しておきましょう。

▶ 天板と五徳の素材

ガスコンロの天板(トッププレート)には、ガラストップ、ホーロー、ステンレス、フッ素コートなどがあります。五徳にも、ホーロー製とステンレス製があります。同じ「こびりついた焦げ」でも、素材によってメーカーが案内している落とし方が変わります。素材が分からないときは、取扱説明書で確認してください。手元にないときは、本体の型番(品番)を控えて、メーカーの公式サイトで探してみてください。ノーリツやパナソニックのように、公式サイトで取扱説明書を公開しているメーカーもあります。見つからないときは、メーカーの窓口に問い合わせましょう。

▶ 冷めているか・ガス栓(IHは電源)を切ったか・水をかけないか

掃除の前には、ガス栓を閉めておきましょう。ノーリツは「ガスコンロをお手入れするときは、ガス栓を閉じ、機器が冷えてから、手袋をはめて行ってください。」としています。パロマ・リンナイ・ハーマンの取扱説明書でも、お手入れの前にガス栓を閉めるよう案内されています(乾電池を外す、操作ボタンをロックするなど、機種ごとの手順は取扱説明書で確認してください)。IHクッキングヒーターの場合は、三菱電機が「お手入れをする際には、安全のため電源を切り、トッププレートの温度が十分に下がってから行ってください。」としています。

お手入れは、コンロが十分に冷めてから行います。三菱電機はIHのトッププレートについて「※お手入れは、トッププレートが十分に冷めてから行ってください。」としています。また、パロマのガステーブルの取扱説明書には「■機器を水につけたり、水をかけたりしない」とあり、スプレー式洗剤も「直接ふきかけるのではなくスポンジなどに含ませてから使用してください。」と案内されています。天板の掃除は、洗剤を含ませた布やスポンジで「拭く」のが基本です。

五徳の洗い方|ステンレスとホーローで手順が違う

五徳は吹きこぼれや油はねを直接受けるため、焦げつきがたまりやすい部品です。ふだんの汚れは、ノーリツの案内のとおり「中性洗剤を含ませた布やスポンジで汚れを拭き取ります。」が基本です。洗剤が残らないように水拭きし、乾いた布で水気を拭き取ります。こびりついた汚れの落とし方は、素材によって分かれます。

▶ ステンレス製の五徳

リンナイは、ステンレスの五徳のお手入れとして、台所用中性洗剤(または重曹水)を含ませた布で汚れを拭き取る方法を案内しています。汚れがひどいときの手順は次のとおりです。

1. 40℃くらいの重曹水につけおきする
2. 歯ブラシを使って汚れを落とす
3. 最後に水洗いして、しっかり乾かす

同じページでは、スポンジの硬い面やクリームクレンザーなどで汚れを落とすと「ステンレス表面が傷つくことがありますが性能に問題はありません。」とされています。また、ステンレス製の五徳は炎の熱で変色しますが、性能上は問題ないと説明されています。

ただし、重曹を使えるかどうかはメーカーで分かれます。パロマやハーマンの取扱説明書では、重曹は使用に適さないもの(使ってはいけないもの)に挙げられています。重曹を使う前に、お使いのコンロの取扱説明書で確認してください。

▶ ホーロー製の五徳

リンナイは、ホーローの五徳について、台所用中性洗剤を薄めて使うよう案内し、「汚れがひどいときは、 つけ置きした後、洗剤で丸洗いしてください。」としています。それでも汚れが取れないときの方法として、「1.水を入れた大きな鍋にごとくを入れ、30分程度加熱する。」という「煮洗い」が紹介されています。パロマのガステーブル(ホーロートップの機種)の取扱説明書でも、「熱めのお湯で浸し置きした後、台所用中性洗剤で水洗いしてください。それでも汚れが落ちない場合は煮洗いしてください。」と案内されています。煮洗いのあとは、パロマの取扱説明書にあるとおり十分に冷ましてから洗い、鍋から取り出すときもやけどに注意しましょう。

なお、ホーローの五徳の先端は、炎が当たって白くざらざらになることがあると、リンナイの取扱説明書に書かれています。汚れと間違えて、無理に削ろうとしないようにしましょう。

▶ 研磨剤の扱いもメーカーで違う

一方、ハーマンのビルトインコンロ(ガラストップの機種)の取扱説明書では、クリームクレンザーは「トッププレートのみ」とされ、クレンザーやみがき粉、金属たわしなどは、部品の表面に傷がつく原因になるとして使ってはいけないものに挙げられています。同じ取扱説明書では、五徳は煮洗いすると汚れを落としやすくなるとも案内されています。ステンレスの五徳でも、クレンザーでこすってよいかはメーカーによって違うため、取扱説明書で確かめてから選びましょう。

▶ 食器洗い乾燥機で洗うとき

リンナイやパロマの取扱説明書では、五徳を食器洗い乾燥機で洗う場合について、専用洗剤や食器洗い乾燥機の取扱説明書をよく読んで使用するよう案内しています。そのうえで、煮洗いや食器洗い乾燥機で洗う場合などは「変色したり、ツヤがなくなったりする場合があります。」とされています。食器洗い乾燥機で洗えるかどうかは、機種ごとに取扱説明書でご確認ください。

ガラストップの天板|クリームクレンザーの可否はメーカーで違う

ガラストップは表面が平らで拭きやすい一方、焦げつきを落とす道具はメーカーによって案内が分かれます。

▶ クリームクレンザーを案内しているメーカー

ノーリツは、ガラストップの取れにくい汚れについて「取れにくい汚れのときは、メラミン樹脂系のスポンジを使用したり、丸めたラップにクリームクレンザーをつけてこすり、ふき取ってください。またガラス部以外には使用しないでください。」としています。あわせて「※クリームクレンザーは常用しないでください。(塗装のはがれ、色が薄くなる、光沢がなくなるなどの原因になります。)」と注意しています。ハーマンのビルトインコンロ(ガラストップの機種)の取扱説明書にも、丸めたラップにクリームクレンザーをつけてこする方法が、常用はしないという注意つきで書かれています。

▶ 中性洗剤以外を使わないよう案内しているメーカー

一方、リンナイのビルトインコンロ(ガラストップの機種)の取扱説明書では、「● 硬いブラシやたわしは、使用しないでください。また、中性洗剤以外の洗剤を使用しないでください。はがれ・変色・シミ・傷・さびなどの原因になります。」とされています。焦げつきには「1. くしゃくしゃにしたラップにガラストップ専用クリーナーを塗り、こする。」という方法が案内されています。同じ取扱説明書の道具の一覧では、ガラス面のトッププレートには、ガラストップ専用クリーナーとメラミンフォームスポンジが「使ってよい」もの、クリームクレンザーは「使ってはいけない」ものとされています。

このように、同じガラストップでも、クリームクレンザーを使ってよいかはメーカーや機種で違います。「ほかの家ではクレンザーで落ちた」という情報をそのまま当てはめず、お使いのコンロの取扱説明書で確かめてから選んでください。

▶ スクレーパーは対応する天板だけ

リンナイは「ガステーブルのトッププレートがガラストップやパールクリスタルの場合は、スクレーパーを使用することができます。」としたうえで、「ただし、スクレーパーの角を立ててのご利用は避けてください。」と注意しています。対応していない天板に使うと傷の原因になりかねないため、使える天板かどうかを先に確かめましょう。

ホーロー・ステンレスの天板|拭き取りが基本

▶ ふだんのお手入れ

ノーリツは、ホーロートップやステンレストップ、フッ素コートトップについて、台所用中性洗剤を含ませたスポンジや布などのやわらかい物で拭き取り、洗剤が残らないように水拭きし、乾いた布で水気を拭き取る方法を案内しています。ステンレストップについては「表面についた煮こぼれなどの汚れをそのままにしておくと、こびりついて取れにくくなり、シミが残ることがあります。」とも注意しています。使ったあと、天板が冷めたら早めに拭いておくのがいちばんの近道です。

▶ こびりついた焦げ(ホーロートップの例)

パロマのガステーブル(ホーロートップの機種)の取扱説明書では、こびりついた汚れに「①くしゃくしゃにしたラップにクリームクレンザーを塗り、こする。」という方法が案内されています。ただし「●メラミンフォームスポンジやクリームクレンザーはトッププレートにのみ使用してください。」とされており、天板以外の部品には使わないよう注意が必要です。また、天板に使う場合も、表面に傷がつく場合があると注記されています。

▶ 強い洗剤を使う前に

同じパロマの取扱説明書には、「●シンナー・ベンジンや酸性・アルカリ性洗剤などは、損傷・はがれ・表面の変質・変形・さび・割れの原因になります。」とも書かれています。キッチンの油汚れ全般の洗剤の使い分けはキッチン油汚れの落とし方|重曹・セスキ・アルカリ電解水の使い分けで解説していますが、重曹やアルカリ性の洗剤を使えないとしているコンロメーカーもあります。コンロの天板や五徳などの部品には、記事の方法をそのまま当てはめず、まず取扱説明書で使える洗剤を確かめてください。

IHクッキングヒーターのトッププレート

IHのトッププレートは、ガスコンロとは別の注意が必要です。パナソニックは「IHクッキングヒーターのトッププレートはガラス素材でできているため、金属製のたわしやヘラでの掃除は避けましょう。」としています。

▶ 焦げつきはクリームクレンザーと丸めたラップで

三菱電機は「トッププレート : クリームタイプのクレンザーを少量つけて、ラップを丸めてこすり、その後、しぼったふきんで水ぶきしてください。」と案内しています。日立も、クリームタイプのクレンザーを丸めたラップにつけてこすり取る方法を案内しています。パナソニックは、丸めたラップのほかアルミホイルを使う方法も紹介しています。ラップとアルミホイルのどちらを使うかはメーカーや機種によって案内が違うので、取扱説明書の方法に従ってください。

こびりついて落ちにくいときは、三菱電機が「こびりついた汚れが落ちにくいときは、ぬるま湯を含んだ布などを汚れにかぶせて、汚れに水分を含ませてからお手入れを行いますと、汚れが落ちやすくなります。」と紹介しています。日立は、それでも落ちないときは市販のセラミック用スクレーパーなどで軽く削り落とす方法を案内しています。ただし、パナソニックは金属製のたわしやヘラでの掃除は避けるよう案内しているので、スクレーパーを使えるかどうかや、使える道具の種類は取扱説明書で確認してください。なお日立は、トッププレートの内側の汚れはお手入れできないため、販売店や修理相談窓口に点検を依頼するよう案内しています。

▶ IHに使わないもの

・酸性、アルカリ性の強い洗剤や食酢(日立)

・金属のたわし、スポンジのナイロン面、先の鋭いもの(日立)

・粉クレンザー(三菱電機「トッププレートが傷つく原因となりますので、粉クレンザーは使用しないでください。」)

※日立・三菱電機のお手入れ案内をもとに作成。くわしくはお使いの機種の取扱説明書をご確認ください。

同じ「クレンザー」でも、クリームタイプと粉タイプでは扱いが違う点に注意しましょう。

バーナーまわりの汚れと取り付けにも注意

ガスコンロの掃除は、見た目をきれいにするだけでなく、安全に使い続けるためにも大切です。

▶ 煮こぼれを放置しない

NITE(製品評価技術基盤機構)は、2018年度から2022年度に通知のあったガスこんろの事故195件のうち、「汚れの放置」や「誤った掃除の時短術」による事故が43件あったと公表しています。NITEの資料では、煮こぼれを放置していると、ガス配管が腐食してガス漏れを引き起こしたり、バーナーキャップの炎口がふさがれて点火不良や異常燃焼を引き起こしたりして、事故の原因になるおそれがあるとされています。また、煮こぼれが温度センサーに付着すると、正確な温度を測ることができず、調理油過熱防止装置などの安全機能が適切に働かなくなることがあるとも注意しています。NITEは、煮こぼれが生じた場合はきれいに拭き取るよう呼びかけています。

▶ バーナーキャップは乾かしてから取り付ける

リンナイは、バーナーキャップの目詰まりについて「いらなくなった歯ブラシなどで目詰まりを除去してください」と案内し、「水洗いしてしっかり乾かしてから機器に取り付けてください。」としています。ハーマンの取扱説明書でも、「水分が残ったまま取り付けると、点火不良や不完全燃焼になります。」と注意されています。洗ったあとは、水気をしっかり切ってから戻しましょう。

▶ 五徳・バーナーキャップは正しく戻す

掃除のあとは、部品を正しく取り付けることも欠かせません。パロマの取扱説明書では、バーナーキャップを誤った取り付けのまま使うと「●炎のふぞろいや逆火で不完全燃焼による一酸化炭素中毒のおそれや、バーナーキャップの変形、火災の原因になります。」と注意しています。五徳についても「●不完全燃焼や火災、故障の原因になります。」としています。ノーリツも、部品を取り付けたあとに浮き(傾き)がないことを確認するよう案内しています。五徳の向きや裏表に迷ったときは、取扱説明書の図で確かめてください。

▶ 戻したら点火して炎を確かめる

部品を戻したら、点火して炎がそろっているかを確かめましょう。リンナイは、お手入れ後に炎が不ぞろいになったときは、バーナーキャップを正しく取り付け直し、それでも直らない場合は修理が必要と思われるとしています。使用中に異常な燃え方や異常音、においなどに気づいたときは、ハーマンの取扱説明書にあるとおり、火を消してガス栓を閉め、販売店またはガス事業者に連絡してください。

温度センサーのまわりを掃除するときは、パロマの取扱説明書にあるとおり、強い力を加えないことと、洗剤が機器の中に流れ込まないようにすることにも気をつけましょう。

コンロの汚れは「素材を確かめて、冷めたら拭く」が近道

コンロの五徳と天板の掃除で押さえることは3つです。五徳はステンレスかホーローかを確かめ、つけおきや煮洗いで汚れをゆるめてから洗うこと。天板にクリームクレンザーを使ってよいかは、メーカーや機種で違うため取扱説明書で確かめること。そして煮こぼれは放置せず、洗った部品はしっかり乾かして正しく取り付けることです。魚焼きグリルのお手入れは魚焼きグリルの掃除方法|受け皿・焼き網・庫内の油汚れとにおいの落とし方でまとめています。

おそうじハウス札幌は、札幌市とその近郊で、水回り5点セット(浴室・キッチン・換気扇・トイレ・洗面台)や、エアコン、フローリング、窓サッシなどのハウスクリーニングを承っています。コンロまわりの汚れが気になるときも、お気軽にご相談ください。女性スタッフも在籍していますので、お一人暮らしの方や小さなお子さまのいるご家庭にも安心してご依頼いただけます。なお、作業をお受けできない場合もありますので、くわしくは注意事項をご覧ください。無料見積もり・追加料金なしで対応しており(対応エリア外は出張費がかかります)、料金は料金メニューからご確認いただけます。

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