扇風機・サーキュレーターの掃除方法|羽根とガードを洗えるかは機種で違う

おそうじハウス札幌

 

扇風機・サーキュレーターの掃除方法を知りたい方に向けて、羽根とガードにたまったホコリの落とし方と、水洗いしてよいかどうかの見分け方を解説します。羽根やガードを水洗いできるかどうかは、メーカーや機種によって分かれます。本記事では、札幌のハウスクリーニング専門店・おそうじハウス札幌が、パナソニック・日立・アイリスオーヤマの取扱説明書やお手入れ案内をもとに、掃除の手順と、しまう前に確かめたい注意点をご紹介します。

掃除を始める前に:電源プラグを抜き、モーターが冷めてから

扇風機やサーキュレーターの掃除は、まず電源を切るところから始めます。日立の扇風機の取扱説明書では、お手入れの際は必ず電源プラグをコンセントから抜く、または分電盤のブレーカーを切ること、そしてぬれた手で抜き差ししないことが警告されています。アイリスオーヤマのサーキュレーターの取扱説明書でも「お手入れするときは、必ず電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いてください。」とされています。リモコンで止めただけの状態では作業しないようにしましょう。

もうひとつ気をつけたいのが、止めた直後のモーターの熱です。日立の取扱説明書には「運転直後はモーター軸が高温になっていますので、しばらくたってから行ってください。」とあり、アイリスオーヤマも「使用直後はモーターが熱くなっています。」として、冷めたことを確認してからお手入れするよう案内しています。

また、高さを変えられる扇風機では、羽根やガードを外した状態で高さ調節ボタンを押さないよう注意が必要です。日立の取扱説明書では、「羽根、ガードを付けずに高さ調節ボタンを押さない」「スライドパイプを縮めたままお手入れをしない」の2点が、どちらもモーター部が飛び出してけがをするおそれがあるとして警告されています。

羽根とガードを水洗いできるかは機種で分かれる

扇風機の掃除で迷いやすいのが「羽根やガードを外して水洗いしていいのか」という点です。今回確認したメーカーの案内でも、扱いが分かれていました。

今回確認したメーカーの案内(羽根・ガードの扱い)

・パナソニック(扇風機のよくあるご質問):ガード・羽根・スピンナーは水洗いが可能。本体部(スタンド、モーター部、ベース)は水洗いできない

・日立(扇風機の取扱説明書):ガード・羽根は、水または中性洗剤を含ませてよく絞った布でふく。前ガードは水洗いやつけおき洗いをしない

・アイリスオーヤマ(サーキュレーターの取扱説明書):前面ガードをねじで外し、中は掃除機などでごみを取り、取り切れないところは柔らかい布などで拭く

パナソニックのよくあるご質問では「ガードや羽根、スピンナーは、水洗いが可能です。」とされています。一方、日立の取扱説明書では「前ガードは水洗いやつけおき洗いをしないでください。ガード中心部に水が浸入するおそれがあります。」と注意されています。同じ「扇風機のガード」でも、メーカーや機種によって水洗いの可否が違うということです。

「羽根とガードは外してお風呂場で丸洗い」という方法を見かけることがありますが、水洗いは取扱説明書で水洗いできると書かれている部品に限りましょう。取扱説明書が見当たらないときは、本体に表示されている品番をもとに、メーカーの公式サイトで取扱説明書を探せる場合があります。それでも見つからないときは、部品を水洗いせず、かたく絞った布で拭く方法にとどめましょう。

扇風機の羽根とガードの掃除手順

ここでは、羽根とガードを外せるタイプの扇風機を想定した一般的な流れをご紹介します。外し方や回す向きは機種によって違いますので、細かい部分はお使いの機種の取扱説明書に従ってください。タワーファンや羽根のない扇風機など、つくりの違う製品は、この手順ではなく取扱説明書のお手入れ方法に従いましょう。

▶ 1. 前ガードを外す

パナソニックの案内では、電源プラグを抜いてからクリップを外し、前ガードを上から押さえて手掛けを手前に強く引く方法が紹介されています。前ガードやクリップは運転中に外れないように固定されているため、かたく感じることがあるとされています。日立の取扱説明書では、クリップを持って前ガードを外そうとするとクリップが外れたり破損したりするおそれがあると注意されています。無理に力をかける前に、取扱説明書で持つ場所を確かめましょう。

▶ 2. 羽根と後ガードを外す

羽根は中心のスピンナー(羽根キャップ)を回して外します。パナソニックの案内では「スピンナーを右にまわし、羽根を外す」、後ろガードは「ガード止めナットを左に回し」て外すとされています。日立の取扱説明書では、羽根キャップを「ユルム」の方向に回すよう示されています。このように回す向きは部品や機種で違うため、部品に表示された向きや取扱説明書を確認してから回してください。日立の取扱説明書には「無理に取り外すと、破損の原因になります。」ともあります。

▶ 3. 中性洗剤を含ませた布で拭く

パナソニックの案内では「ぬるま湯、または薄めた台所用中性洗剤を浸したやわらかい布をかたく絞り、汚れをふき取ってください。お手入れ後は、からぶきをしてください。」とされています。羽根はふちや裏側にもホコリがたまりやすいので、1枚ずつ表と裏を拭きましょう。水洗いできる機種で水洗いする場合も、取扱説明書で水洗いできるとされている部品だけにしてください。

日立の取扱説明書では、中性洗剤を使った場合は洗剤が残らないように十分ふき取るよう注意されています。洗剤が残っていると、プラスチックの破損によりけがをするおそれがあるためです。パナソニックの取扱説明書にも、樹脂部品は傷つきやすいので乾いた布で強くこすらないよう記載があります。

▶ 4. 本体は水をかけずに拭くだけ

モーターの入った本体(スタンド、モーター部、ベース)は、水洗いしないのが共通の注意点です。パナソニックの取扱説明書でも、ガードや羽根、スピンナー以外は水洗いしないよう案内されています。本体はかたく絞った布で拭く程度にとどめ、分解はしないでください。日立の取扱説明書には、修理技術者以外の人は絶対に分解したり修理を行わないよう警告があります。

▶ 5. よく乾かしてから確実に取り付ける

拭いたり洗ったりした部品は、水気が残らないようにしっかり乾かします。日立の取扱説明書には「羽根に水分が付着した状態でモーター軸に取付けないでください。」とあり、理由としてモーター軸に錆が発生し、羽根が外せなくなるおそれがあることが挙げられています。

取り付けるときは、外したときと逆の順番で組み立てます。パナソニックの取扱説明書では、ガード止めナットとスピンナーは使用中に外れないようにしっかり締め付けるよう案内されています。また、各社とも羽根やガードを付けずに運転しないよう注意しています。組み立てが終わるまでは電源プラグを差し込まないようにしましょう。

日立の取扱説明書では、組み立てるときの注意として「羽根を反対に取り付けないでください。」とされているほか、前ガードは全周をはめ込み、クリップは「パチン」と音がするまで確実に止めるよう案内されています。前ガードが確実にはめ込まれていないと、前ガードが外れてけがをするおそれがあるためです。組み立てが終わって電源プラグを差し込むときは、手の水気をよく拭いてからにしましょう。

サーキュレーターは「羽根を外さない」お手入れのこともある

サーキュレーターは、扇風機と同じように羽根まで外せる機種ばかりではありません。今回確認したアイリスオーヤマのサーキュレーターの取扱説明書では、お手入れの手順が次のように示されています。

▶ 前面ガードはねじを外して取り外す

背面4か所のねじを外して前面ガードを取り外し、中は掃除機などでごみを取り除き、掃除機で取り切れないところは柔らかい布などで拭く流れです。組み立てにはインパクトドライバーを使わないよう記載されており、マグネット付きドライバーの使用がすすめられています。

▶ 本体の外側は、から拭きが基本

本体の外側は柔らかい布でから拭きし、汚れが落ちにくいときは薄めた中性洗剤を含ませた布で拭いたあと、固く絞った布などで洗剤分を拭き取るよう案内されています。

同じ取扱説明書には「ほこりなどが付いたまま使用すると、故障の原因になります。」ともあり、汚れぐあいを見て定期的にお手入れするよう書かれています。サーキュレーターは季節を問わず使うご家庭もありますので、シーズンの終わりだけでなく、ホコリが目についたときに手入れをしておくと安心です。

扇風機・サーキュレーターの掃除で使わないもの

羽根やガード、本体の多くはプラスチック(樹脂)でできています。取扱説明書では、使わないでほしいものがはっきり挙げられています。

▶ シンナー・ベンジンなどの溶剤

日立の取扱説明書では、ガソリン、シンナー、ベンジン、ワックス、灯油、アルコールなどの揮発性の溶剤類、みがき粉、アルカリ性洗剤などは使わないよう注意されています。理由は、プラスチックや塗装面が変色したり、破損によりけがをするおそれがあるためです。アイリスオーヤマの取扱説明書でも、シンナー・アルコール・ベンジン・アルカリ性洗剤・漂白剤などを使用しないよう記載され、変色・変形・変質・破損・故障の原因になるとされています。

▶ キッチン用のアルカリ性の洗剤も使わない

キッチンの油汚れ掃除でよく使われるアルカリ電解水やセスキ炭酸ソーダは、アルカリ性の洗剤です(違いはアルカリ電解水とセスキの違いの記事で解説しています)。油汚れに便利だからといって扇風機にも使うのではなく、取扱説明書で使ってよいとされている洗剤(今回確認した案内では、薄めた中性洗剤)を使いましょう。

▶ 化学ぞうきんは注意書きに従う

日立・パナソニックの取扱説明書では、化学ぞうきんを使うときはその注意書きに従うよう案内されています。

▶ 羽根のラベルははがさない

羽根に貼られている注意ラベルは、掃除のついでにはがさないようにしましょう。パナソニック・日立・アイリスオーヤマの取扱説明書では、いずれもこのラベルを法で定められた表示としてはがさないよう案内しています。

しまう前に確かめたい保管と点検のポイント

▶ 乾かしてから、湿気の少ない場所へ

シーズンの終わりに片づけるときは、掃除をした部品をよく乾かしてからしまいます。パナソニックの取扱説明書にも「収納する前にはよく乾かしてください。」とあります。保管場所について、日立の取扱説明書では、購入時の包装箱に収納し、直射日光を避けて湿気の少ないところに保管するよう案内されています。アイリスオーヤマの取扱説明書でも、長期間使用しない場合は本体にポリ袋などをかぶせて、直射日光の当たらない湿気の少ない場所へ保管するよう書かれています。

パナソニックの取扱説明書では、収納時のために包装箱や内部の緩衝材、保護カバーなどを捨てないよう案内され、収納するときはモーター軸にキャップをかぶせ、ガード止めナットを取り付けておく手順も示されています。外した部品やねじは、なくさないようにまとめておきましょう。

▶ 電源プラグのホコリも拭いておく

日立の取扱説明書では、電源プラグのほこりなどは定期的に取るよう警告されており、理由は火災の原因になるためです。電源プラグを抜き、乾いた布で拭いてください。

▶ 本体の「設計上の標準使用期間」を見る

扇風機は、電気用品安全法にもとづく「長期使用製品安全表示制度」の対象製品です。日本電機工業会(JEMA)によると、2009年4月以降に製造された対象製品には、本体に【製造年】と【設計上の標準使用期間】が表示されています。設計上の標準使用期間は、無償保証期間とは異なるものとされています。JEMAが示す本体表示の例では、「設計上の標準使用期間を超えて使用されますと、経年劣化による発火・けが等の事故に至るおそれがあります。」と注意喚起されています。期間は機種によって違い、今回確認した取扱説明書では、日立の扇風機が10年、パナソニックの扇風機が12年と記載されていました。掃除のついでに、本体の表示を確かめておきましょう。2009年4月より前に製造された扇風機には、この表示がないことがあります。表示が見当たらない場合も、下の異常例に当てはまる点がないか確かめてください。

また、パナソニックの取扱説明書では、異常時・故障時には直ちに使用を中止し、ACアダプターを抜くよう警告し、次のような例を挙げて、すぐに販売店に点検・修理を依頼するよう案内しています。

パナソニックの取扱説明書にある異常例・故障例

・電源を入れても運転しないときがある

・運転中、異常な音がする

・コードを動かすと運転が止まる

・回転が遅い、または回転が不規則

・こげ臭いニオイがする

・モーター部やACアダプター・コードが異常に熱い

JEMAも、設計上の標準使用期間内であっても、異常を感じたら早急に使用を中止し、販売店やメーカーへ連絡するよう呼びかけています。掃除のときに気になる点に気づいたら、そのまま使い続けずに相談してください。

扇風機・サーキュレーターの掃除は「電源・取扱説明書・乾燥」を押さえて

扇風機・サーキュレーターの掃除で押さえることは3つです。電源プラグを抜き、モーターが冷めてから作業すること。羽根やガードを水洗いできるかは取扱説明書で確かめ、本体(スタンド・モーター部・ベース)には水をかけないこと。そして洗剤は薄めた中性洗剤を使ってよく拭き取り、部品をしっかり乾かしてから組み立て・収納することです。

おそうじハウス札幌は、札幌市とその近郊で、水回り5点セット(浴室・キッチン・換気扇・トイレ・洗面台)や、エアコン、フローリング、窓サッシなどのハウスクリーニングを承っています。女性スタッフも在籍していますので、お一人暮らしの方や小さなお子さまのいるご家庭にも安心してご依頼いただけます。なお、作業をお受けできない場合もありますので、くわしくは注意事項をご覧ください。無料見積もり・追加料金なしで対応しており(対応エリア外は出張費がかかります)、料金は料金メニューからご確認いただけます。扇風機など、料金メニューに載っていない場所のお掃除についても、お気軽にご相談ください。

夏のあいだに使ったエアコンのお手入れについてはエアコンの内部カビを防ぐ普段の使い方、高い場所のホコリ取りについては照明カバーの掃除方法もあわせてご覧ください。

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