
キッチンの油汚れを効率よく落としたい方に向けて、重曹・セスキ炭酸ソーダ・アルカリ電解水の使い分けを解説します。同じアルカリ性の洗剤でもpH(アルカリ度)が異なり、汚れの程度や掃除する場所によって得意・不得意が分かれます。本記事では、札幌のハウスクリーニング専門店・おそうじハウス札幌が、3つの違いと素材別の注意点までまとめてご紹介します。
なぜキッチンの油汚れにアルカリ性が効くのか
コンロや換気扇にこびりつく油汚れは「酸性」の性質を持っています。酸性の汚れには反対の性質を持つアルカリ性の洗剤を使うことで、中和されて落ちやすくなります。重曹・セスキ炭酸ソーダ・アルカリ電解水は、いずれもアルカリ性。だからこそ油汚れに効果を発揮しますが、アルカリ度の強さがそれぞれ異なるため、汚れに合わせて選ぶのがポイントです。
重曹・セスキ・アルカリ電解水のpHと特徴
3つの違いを、アルカリ度(pH)と特徴で整理します。数値が大きいほどアルカリ性が強く、油汚れへの力も上がります。
重曹(pH約8.2・弱アルカリ性)
水に溶けにくく、粒子による研磨作用があるのが特徴です。粉のままクレンザー代わりに使えば、五徳の焦げつきや鍋の底など、こすって落としたい汚れに向いています。一方で水に溶けにくいため、スプレーには不向きです。
セスキ炭酸ソーダ(pH約9.8・弱アルカリ性)
重曹よりもアルカリ度がやや高く、水によく溶けるのが特徴です。研磨作用はありませんが、水に溶かしてスプレーボトルに入れれば、コンロ周りやレンジ周辺の日常的なベタベタ油汚れにサッと使えて便利です。
アルカリ電解水(pH約12〜13・強アルカリ性)
水を電気分解して作られる強アルカリ性の液体で、洗剤成分を含まないのが特徴です。油脂を強力に分解する力があり、こびりついたコンロや壁の頑固な油汚れに向いています。水由来の成分なので、基本的に二度拭き不要で使えるのも便利な点です。
汚れの程度・場所での使い分け
3つの特性をふまえると、次のように使い分けると効率的です。
▶ 焦げつき・鍋底・五徳:研磨作用のある重曹(粉のまま、またはペースト)
▶ 日常のベタベタ油汚れ:水に溶けやすいセスキ炭酸ソーダ(スプレー)
▶ 頑固な油・コンロ周り・壁:強アルカリのアルカリ電解水(スプレー・二度拭き不要)
軽い汚れは重曹やセスキで十分落ちますが、放置して固まった油汚れには強アルカリのアルカリ電解水が頼りになります。「まずセスキで試し、落ちなければアルカリ電解水」という順で使うと、素材への負担も抑えやすくなります。
使うときの注意点|素材と手肌を守る
アルカリ性の洗剤は油汚れに強い反面、素材によっては傷めてしまうことがあります。次の点に注意しましょう。
・アルミ製品はNG:アルミはアルカリに反応して変色・黒ずみ・腐食を起こします。アルミの五徳や換気扇のフィルターなどには使わず、薄めた中性洗剤を使いましょう
・強アルカリは手肌に注意:アルカリ電解水など強アルカリ性のものを使うときは、ゴム手袋を着けると安心です
・白木・畳など天然素材も避ける:変色の原因になります
・粉残りは二度拭きを:重曹水・セスキ水は乾くと白く粉が残るため、仕上げに水拭きすると安心です
素材が心配なときは、目立たない場所で試してから使うと失敗を防げます。基本のキッチン掃除を見直したい方は大掃除をプロに任せる5つのメリットもあわせてご覧ください。
油汚れをためないための予防のコツ
油汚れは、時間が経つほど酸化して固まり、落としにくくなります。こまめなお手入れが、結果的にいちばん手間のかからない方法です。日々のちょっとした習慣で、頑固な汚れの蓄積は防げます。
・調理後すぐ・温かいうちに拭く:油がやわらかいうちなら、軽い拭き取りで落ちます
・セスキスプレーを常備:コンロ周りを週に1回さっと拭くだけで蓄積を防げます
・油はねガード・レンジガードを活用:そもそも汚れを付けない工夫も効果的
・換気扇は月1回のリセット:フィルターの油を軽いうちに落としておくと年末の大掃除がぐっとラクになります
「気づいたときにサッと」を習慣にすると、頑固な油汚れに悩まされる機会が減り、洗剤も弱いもので済むようになります。
換気扇の奥や頑固な油汚れはプロへ
重曹・セスキ・アルカリ電解水を使い分ければ、日常のキッチン油汚れの多くは自分で対応できます。とはいえ、換気扇(レンジフード)の内部や、長年蓄積してこびりついた油汚れは、分解洗浄が必要で家庭での対応が難しいケースもあります。「自分では落としきれない」「分解は不安」という場合は、無理をせずプロにお任せください。おそうじハウス札幌には女性スタッフも在籍しており、札幌市内を中心に、無料見積もり・追加料金なしでキッチンクリーニングに対応しています。まずはお気軽にご相談ください。






