魚焼きグリルの掃除方法|受け皿・焼き網・庫内の油汚れとにおいの落とし方

おそうじハウス札幌

 

魚焼きグリルの掃除方法を知りたい方に向けて、受け皿・焼き網・庫内の油汚れとにおいの落とし方を部品ごとに解説します。グリルの汚れは、においの原因になるだけでなく、放置すると火災につながるおそれがあると注意喚起されています。本記事では、札幌のハウスクリーニング専門店・おそうじハウス札幌が、パロマ・リンナイ・パナソニックのお手入れ情報と、NITE(製品評価技術基盤機構)の注意喚起をもとに、お手入れの手順と事故を防ぐための注意点をご紹介します。お手入れの方法は機種によって異なるため、お使いのグリルの取扱説明書もあわせてご確認ください。

掃除の前に確かめたい2つのこと

魚焼きグリルの掃除を始める前に、まずご自宅のグリルについて2つのことを確かめておくと、失敗や事故を防ぎやすくなります。

▶ 受け皿に水を入れるタイプか、入れないタイプか

魚焼きグリルには、受け皿に水を張って使うタイプと、水を入れずに使う「水なし(水無し)グリル」があります。リンナイは2015年のニュースリリースで、同社のガステーブルコンロのグリルがすべて水無しグリルになると発表しています。

どちらのタイプかで、正しい使い方が正反対になります。リンナイのQ&Aでは「水無しグリルは、グリル皿に水を入れないでください。」とされ、理由として、グリル皿が浅く水を入れられる形状ではないこと、出し入れのときに水がこぼれること、熱の反射が弱くなり魚の裏面の焼けが悪くなることが挙げられています。一方で、NITEは「受け皿に水を入れる必要があるグリルは、必ず水を入れて使用してください。」と注意しています。水が無いと、受け皿にたまった油が過熱されて発火するおそれがあるためです。

ご自宅のグリルがどちらのタイプか分からないときは、取扱説明書で確認してください。

▶ 焼き網にフッ素加工がされているか

最近のグリルは、焼き網などにフッ素加工がされているものがあります。リンナイは、フッ素加工された焼き網について「固いものでこすったりすると、このコーティングが剥がれてしまいます。」としています。パナソニックのIHクッキングヒーター(焼き網タイプのグリル)でも、焼き網をスポンジのナイロン面やナイロン製ネットに入ったスポンジでこすったり、食器洗い乾燥機に入れたりしないよう案内されています(フッ素樹脂がはがれるため)。

「こびりついたら金たわしでこする」というやり方は、フッ素加工の部品には向きません。道具を選ぶ前に、加工の有無を確かめておきましょう。

受け皿(グリル皿)の洗い方|使うたびに中性洗剤で

受け皿は、魚や肉から落ちた脂がたまりやすい場所です。パロマは、グリル受け皿を「ご使用の度に台所用中性洗剤をつけたスポンジの柔らかい面で水洗いします。」と案内しています。

▶ 手順

1. グリルが十分に冷めてから、受け皿を引き出して外します(取っ手を外して洗える機種もあります)。
2. たまった脂や食べかすは、キッチンペーパーなどで拭き取ってから洗います。
3. 台所用中性洗剤をつけたスポンジの柔らかい面で洗い、よくすすぎます。
4. 乾いたふきんなどで、水気をしっかり拭き取ります。

パロマは、「グリル受け皿が熱いまま急に水で冷やさないでください。変形するおそれがあります。」とも注意しています。使い終わった直後に水をかけたくなりますが、冷めるのを待ってから洗いましょう。

また、脂をそのまま排水口に流すのは避けてください。札幌市は「油や薬品は流さないでください。」と呼びかけています。水を張るタイプのグリルで、受け皿の水に脂が浮いているときも、脂をキッチンペーパーなどで吸い取ってから水を捨てると、油を排水口に流さずに済みます。排水口のぬめり対策は、キッチンの排水口のぬめり取り|塩素系ヌメリ取り剤をメーカーが勧めない理由でまとめています。

焼き網の洗い方|こびりつきは浸す・湿布でゆるめる

焼き網は網目に魚の皮や身がこびりつきやすく、力を入れてこすりたくなる部品です。ですが、先に汚れをゆるめておけば、強くこする必要がありません。

▶ ふだんのお手入れ

パロマは焼き網も、使うたびに台所用中性洗剤をつけたスポンジで水洗いするよう案内しています。そのうえで、「水に5分程度浸してから洗うと汚れが落ちやすくなります。」としています。

▶ こびりついた汚れ

こびりつきがひどいときは、パロマが紹介している「湿布法」という方法があります。台所用洗剤をつけたキッチンペーパーを焼き網の両面に30分程度湿布してから洗うと、汚れが落ちやすくなるとされています。リンナイの公式通販サイト「Rinnai Style」のお手入れコラムでも、42℃くらいのお湯に台所用中性洗剤を数滴入れ、グリル部品を30分ほどつけおきしてから、やわらかいスポンジでやさしくこする方法が紹介されています。

▶ こすり方の注意

リンナイのQ&Aでは、焼き網の焦げつきが取れないときにナイロンたわしでこすると「汚れは取りやすくなりますが、細かいキズがつく恐れがあります。」とされています。フッ素加工の焼き網は、先ほどのとおり固いものでこするとコーティングが剥がれてしまいます。どうしても落ちない汚れや、コーティングが剥がれた焼き網は、無理に磨き続けず、交換部品を検討するのも一つの方法です。リンナイは、グリル焼き網やグリル皿などの消耗部品は取り替えが可能としています。ただし、機種や部品によっては取り扱いがないものもあるとされています。

なお、パナソニックのIHクッキングヒーター(焼き網タイプのグリル)のように、焼き網や扉を食器洗い乾燥機に入れないよう案内している製品もあります。食洗機で洗えるかどうかは、機種ごとに取扱説明書でご確認ください。

グリル庫内・扉・排気口の掃除とにおい対策

受け皿と焼き網を洗っても、においが残ることがあります。その原因になりやすいのが、グリル庫内の壁や扉の内側についた油汚れです。

▶ グリル庫内は「拭く」が基本

庫内は取り外して丸洗いできないため、拭き掃除が基本です。パロマは、水で薄めた台所用中性洗剤をつけたスポンジの柔らかい面やふきんなどで、汚れを拭き取る方法を案内しています。汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤をつけたクッキングペーパーなどで庫内を湿らせてしばらく置き、汚れが浮いてきたら水拭きし、最後に乾いたふきんで水気を拭き取ります。

庫内の掃除では、パロマが次の点に注意するよう呼びかけています。

・スプレー式の洗剤を、スプレーで直接機器に吹きかけない

・庫内が十分に冷えていることを確認してから作業する

・バーナー、点火プラグ、安全装置には触れない。突起部分などで手を切らないよう注意する

・湿布法は洗剤が残りやすいので、仕上げにしっかり水拭きする

※パロマ「部品別お手入れ方法 グリル庫内」の注意書きをもとに作成。

▶ においが気になるときは「空炊き」やお手入れ機能を

パロマは、お手入れが終わったあとに約5〜10分空炊きをすると、庫内のにおいやベタつき感が軽減するとしています。その際は、焼き網を取り外しておくよう注意されています(変形するおそれがあるため)。パナソニックのIHクッキングヒーター(焼き網タイプのグリル)では、「お手入れ」キーでヒーターと除煙フィルターについたにおいと汚れを空焼きして軽減できると説明されています。空炊きやお手入れ機能の有無・方法は機種によって違うので、取扱説明書で確かめてから行ってください。

▶ 扉と排気口カバー

グリル扉は、取り外して洗える機種があります。パロマは、汚れたときはスポンジやふきんなどのやわらかいもので拭き取るよう案内しています(外し方は機種により異なります)。グリル排気口のカバーも、パロマの案内では簡単に取り外せて、台所用中性洗剤をつけたスポンジの柔らかい面で洗えます。カバーを外したときは、機器内部に落ちた野菜くずなども取り除いておきましょう。

なお、グリルの受け皿・焼き網は、ここまでのとおりメーカーの案内に沿って台所用中性洗剤で洗ってください。電子レンジやオーブンの庫内の油汚れについては、電子レンジ・オーブン庫内の油汚れ・焦げの落とし方|重曹とクエン酸で解説しています。グリル部品以外の、コンロまわりの油汚れ全般の洗剤の使い分けは、キッチン油汚れの落とし方|重曹・セスキ・アルカリ電解水の使い分けもあわせてご覧ください。

火災の原因になる「汚れの放置」と「誤った時短術」

魚焼きグリルの掃除は、見た目やにおいだけの問題ではありません。NITEは、2018年度から2022年度に通知のあったガスこんろの事故195件のうち、「汚れの放置」や「誤った掃除の時短術」による事故が43件あったと公表しています。そのうえで、どちらもグリル関連の内容が多いとして注意を呼びかけています。

▶ 汚れをためない

NITEは「グリル庫内に食品かすや油脂等が付着していると、過熱されて発火するおそれがあります。」としています。グリルを連続使用する前や使用した後は、受け皿や焼き網、下火カバーなどにたまった食品かすや油脂を取り除き、こまめに掃除するよう呼びかけています。

▶ 汚れ防止のアルミ箔の敷き方に注意

後片づけを楽にするために、焼き網の上や受け皿にアルミ箔を敷く方法を見かけることがあります。しかしNITEは、脂の多い料理には「グリル焼網の上や下にアルミ箔を敷かない」よう注意しています。鶏皮や脂ののったさんまなどを焼くと、アルミ箔の上にたまった脂が発火したり、飛び散った脂に引火したりするおそれがあるためです。グリル消し忘れ消火機能やグリル過熱防止センサーなどの安全機能が働く前に発火する場合もあるとされています。

また、汚れの付着を防ぐ目的であっても、グリル排気口をアルミ箔でふさがないよう呼びかけています。排気口は庫内の煙や熱を外に逃がすためのもので、完全にふさぐと、異常燃焼による一酸化炭素中毒や火災・機器焼損の原因になるとされています。

▶ 点火・消火を確かめ、安全機能で消えても繰り返し点火しない

NITEによると、「汚れの放置」や「誤った掃除の時短術」による事故43件のうち16件は、火をつけたままその場を離れてしまったもので、すべてグリルの点火中に発生しています。グリルは炎が見えにくいため、使用時や使用後には必ず点火・消火を確認するよう呼びかけられています。また、グリル過熱防止機能などで火が自動で消えたときに、庫内に脂がたまった状態で繰り返し点火操作をすると、脂が発火するおそれがあるとされています。再開するのは庫内に脂がたまっていない場合に限り、庫内が冷めるまで5分程度待ってからにしてください。

万が一、グリルの排気口から炎が出るなど火災になったときは、無理に近づかず、身の安全を確保して119番に通報してください。

NITEは、グリル庫内に入れるものは必ず取扱説明書で条件を確認し、機器指定以外のものは入れないよう呼びかけています。掃除を楽にするための工夫も、取扱説明書で禁止されていないかを先に確かめることが大切です。

魚焼きグリルの汚れは「その日のうちに」が近道

魚焼きグリルの掃除で押さえることは3つです。受け皿と焼き網は、冷めてから使うたびに台所用中性洗剤とやわらかいスポンジで洗うこと。こびりつきは浸す・湿布でゆるめ、フッ素加工の部品を固いものでこすらないこと。そして水を入れるタイプかどうかを取扱説明書で確かめ、汚れの放置や、脂の多い料理でのアルミ箔の敷き込みをしないことです。

おそうじハウス札幌は、札幌市とその近郊で、水回り5点セット(浴室・キッチン・換気扇・トイレ・洗面台)や、エアコン、フローリング、窓サッシなどのハウスクリーニングを承っています。水周りクリーニングのオプションには「魚焼きグリル」のメニューもあります。女性スタッフも在籍していますので、お一人暮らしの方や小さなお子さまのいるご家庭にも安心してご依頼いただけます。なお、作業をお受けできない場合もありますので、くわしくは注意事項をご覧ください。無料見積もり・追加料金なしで対応しており(対応エリア外は出張費がかかります)、料金は料金メニューからご確認いただけます。

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