玄関のたたきの砂・泥汚れの落とし方|タイルとアルミで使える道具が違う

おそうじハウス札幌

 

玄関のたたきがザラザラする、靴跡や泥汚れが落ちない、という方に向けて、砂・泥・靴跡の落とし方を解説します。じつはこの掃除、いきなり水をかけるとかえって汚れが広がりますし、床のタイルと玄関ドアのアルミとでは、メーカーが「使ってよい」としている道具が正反対です。本記事では、札幌のハウスクリーニング専門店・おそうじハウス札幌が、メーカーの公開しているお手入れ情報をもとに、順番と使い分けを整理してご紹介します。

札幌の玄関にたまる砂は「道路の滑り止め材」

冬から春先にかけて玄関のたたきがジャリジャリする原因の多くは、外から靴で持ち込まれた滑り止めの砂です。札幌市は、人通りの多い歩道や横断歩道で滑り止め材の散布を行っており、これを通称「砂まき」と呼んでいます。市の説明によれば、砂まきは氷板と靴底の摩擦を大きくすることで、つるつる路面での転倒を防止するために行うものです。

都心部や地下鉄駅などの周辺の交差点を中心に砂箱が置かれ、中の砂袋は誰でも使えるようになっています。ただし市は「道路(歩道・車道)への砂まきが対象です」と用途を示しています。玄関前や敷地内にまくためのものではない、という点は押さえておきたいところです。

冬にまかれた砂は、春先に市が路面清掃車や手作業で回収しています。住民が公共の場所を清掃して集めた砂やごみは、無料のボランティア袋に入れて「燃えないゴミの日」にごみステーションへ出せることも案内されています。ただし、このボランティア袋が使えるのは市内のボランティア清掃の場合です。札幌市は使用できる例として「道路(歩道・車道)に撒いた滑り止めの砂」を挙げる一方、「私有地や団地などから出るごみ」は使用できないとしています。ご自宅の玄関から出た砂は、お住まいの区の分別ルールに沿って家庭ごみとして出してください。

▶ まずやること:水をかける前に、乾いた砂を掃き出す
砂が残ったまま水をかけると、泥水になってタイルの目地や隅に入り込み、乾いたあとに白っぽい跡として残ります。ホウキで掃き出してから水を使う、という順番だけで仕上がりがはっきり変わります。玄関ドアのレール溝や隅は、使い古しの歯ブラシでかき出すと取りやすくなります。

たたきの洗い方は「タイルの面状」で変わる

ここが意外と知られていないところです。LIXILは玄関の床タイルのお手入れについて、砂やほこりはホウキなどで掃き掃除を行うとしたうえで、部分的な泥汚れは「床タイルの面状によりお手入れ方法が異なります」と案内しています。面状とは、ざっくり言えば表面のざらつきのことです。

▶ 雑巾がけが可能な面状の場合
水で濡らした雑巾をよく絞ってから拭き掃除を行うか、水をかけてたわしやデッキブラシ等でこすり洗いを行う、と案内されています。

▶ 雑巾が引っかかるような面状の場合
こちらは拭き掃除ではなく、水をかけてたわしやデッキブラシ等でこすり洗いを行う方法が示されています。ざらつきの強いタイルを雑巾で拭こうとすると、繊維が引っかかって残るだけなので、最初からブラシに切り替えたほうが早いということです。

目地については、「セメント目地は磨耗に強いので、目地も一緒にこすり洗いしても構いません」とされています。目地を避けて洗う必要はありません。

そして見落としやすいのが、洗ったあとの水の扱いです。LIXILは「洗浄後は汚染水をきれいに拭き取ってください。そのまま放置しますと汚れが再付着する原因になります」とし、とくに黒系タイルは注意するよう添えています。せっかく洗っても、汚れを含んだ水を乾かしてしまえば元に戻る、ということです。玄関は水を流しっぱなしにできない造りも多いので、最後の拭き取りまでを1セットと考えてください。

それでも落ちない場合は、中性洗剤を薄めてデッキブラシや雑巾でこすり落とす方法が案内されています。さらに頑固な汚れには、メラミンスポンジや、たわしと液体クレンザーの併用が有効とされています。メラミンスポンジは洗浄効果に優れる一方ですぐに磨耗するため、新しいものに交換しながら使うのがコツです。

ただしこれは、LIXILが「玄関の床タイル」について案内している方法です。御影石や大理石などの石材のたたき、塗装された土間コンクリートは対象外ですので、研磨材や硬いブラシに手を伸ばす前に、ご自宅の床材が何かを確かめてください。

同じ玄関でも、アルミのドアやサッシには使えない道具がある

ここが今回いちばんお伝えしたい点です。たたきのタイルには「有効」とされているメラミンスポンジやクレンザーが、玄関ドアのアルミ部分では「使ってはいけないもの」として挙げられています。同じメーカーの案内なのに、部位で正反対になります。

LIXILはアルミ製品のお手入れについて、洗浄剤や薬品は中性のものを使用することとし、酸性薬品・アルカリ性薬品・塩素系薬品、およびエタノール以外の有機溶剤は、アルミやステンレスなどの金属部分を腐食させたり、塗膜はがれを引き起こすため絶対に使用しないよう明記しています。あわせて、クレンザー・金たわし・メラミンスポンジも避けるものとして挙げられており、ワイヤーブラシやサンドペーパーの使用も避けるよう案内されています。

手順は、砂やほこりを先に取り除いてから、水で濡らした柔らかい布かスポンジで拭き、汚れがひどければ中性洗剤を薄めた液を使って水洗いし、最後にかたく絞った布で拭き取る、という流れです。

札幌にお住まいの方に関係が深いのが、その理由です。LIXILは「アルミは比較的腐食しにくい材質ですが、それでも砂、ほこり、塩分などがついたまま長いあいだ放置しておくと、空気中の湿気や雨水の影響を受けて、腐食が発生する原因になります」と説明し、清掃の目安を少なくとも年に1〜2回程度としています。冬の玄関まわりには、滑り止めの砂と、凍結防止にまかれた融雪剤の成分が一緒に持ち込まれます。砂と塩分がドアの下部や下枠に残ったまま春を迎える、というのは避けたい状態です。

「アルミと樹脂で使える洗剤が変わる」という話は、網戸やサッシレールでも同じ考え方になります。詳しくは網戸とサッシレールの掃除方法|アルミと樹脂で変わる洗剤と使えない道具もあわせてご覧ください。

冬が来る前にやっておくと、春がラクになる

玄関の砂と融雪剤は、入ってきてから落とすより、入る量を減らすほうがずっと簡単です。秋のうちに整えておきたいのは次の3点です。

▶ 靴の砂を外で落とす動線をつくる
玄関ポーチや風除室に、砂を落とすためのマットを一枚置くだけで、たたきに入ってくる量が変わります。風除室がある住宅なら、そこを「砂を止める場所」と決めてしまうと、居室側まで運ばれにくくなります。

▶ 冬のあいだは「掃く」を短い周期で
冬は水を使った掃除がしづらい季節です。ためてから一気に洗うより、乾いているうちに掃き出す回数を増やすほうが、たたきの傷みも汚れの固着も抑えられます。

▶ ドアの下部と下枠を、シーズンの前後で拭く
前述のとおり、砂と塩分の放置は腐食の原因になります。冬に入る前と、雪が解けたあとの年2回、中性洗剤と柔らかい布で拭いておくと安心です。

雪解け後の外回り全体のリセット――融雪剤の白い跡や滑り止めの砂を屋外側で落とす手順は、札幌の冬囲い解除後の外回り清掃|融雪剤跡・砂・窓のリセット術にまとめています。本記事の玄関内側の手入れと合わせると、冬の名残をひと通り片付けられます。

落ちない玄関汚れは、おそうじハウス札幌へ

玄関の掃除は、掃く→洗う→水を拭き取るという順番と、床のタイルとアルミ部分で道具を分けること。この2つを押さえるだけで、仕上がりも建材の持ちも変わります。迷ったときは、強い洗剤や研磨材に手を伸ばす前に、お使いの建材のメーカーがどう案内しているかを確かめてください。

一方で、長年かけて目地に入り込んだ黒ずみや、タイルの凹凸に固着した汚れは、ご家庭の道具では限界があります。おそうじハウス札幌は、札幌市とその近郊で水回り5点セット・キッチン・換気扇・エアコン・浴室などのハウスクリーニングを承っています。玄関まわりも「玄関タイル清掃」としてメニューをご用意していますので、たたきの汚れだけのご相談でも構いません。女性スタッフも在籍していますので、お一人暮らしの方や小さなお子さまのいるご家庭にも安心してご依頼いただけます。無料見積もり・追加料金なしで対応しており、料金は料金メニューからご確認いただけます。

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